22時10分のトマトサラダ

Yesterday is Tomorrow.

操縦桿?操舵桿?

操舵桿は最も作っていて楽しい部品ですね。

なんていうか、プラモデル(?)に近い感じです。

 

 

 

18年度操舵桿▼

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何個か製作しましたが、結局これが一番好きです。

重さは110gちょいです!

 なんかあった▼f:id:nu2ki:20180906152953p:plain

 17年度▼

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試作品▼

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パーツ説明だよ。


 

パーツごとに見ていきたいと思います。

水平パーツ

18年度

左右分離式を採用しました。

ワイヤーの張力が左右均等にかかった方が良いかと思ったからだったはずです。

出来たパーツ(18)▼

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単板の角は痛いのですべて消してしまいました:-)

このパーツは基本は単板一枚で出来ていてます。よく、薄くて怖いといわれますが、アウターの入り口をしっかり直線状にもっていけば、全然大丈夫です。

ワイヤーの取り付けイメージ▼

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黄色がステンレスワイヤーφ1.0㎜で、水色がオーバルスリーブです。 

こんな感じに引っ掛ける感じで固定しています。

これが外れるときはもう何か壊れているときで、通常外れることはありません。

 

作り方はいたって簡単で、それぞれ作って後で接着するだけです。

出来たパーツたち▼

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パーツのサイズに違いがあると困るので、厳しく調整していきます。

誤差は0.5g以下です。(もう測定か製作か何の誤差かわかんない感じまで)

 17年度

 片っぽプーリー型を採用しました。

こっちのメリットは何といってもニュートラルの調整が楽ちんだということです。

 出来たパーツ(17)▼

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 うーん。さすが何とも言えない感じに仕上がってますね:-(

隅々まで処理できていないです、、

パーツ自体も非常に分厚くて、過強度です。

肉抜きもなんとも、製作の苦は気にしない感じですね。

ワイヤーの取り付けイメージ▼

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黄色がワイヤー、緑がボルト、水色がワッシャー、ピンクがボルトです。スプリングも入っていましたが、図にはないです。

こんな感じで圧着固定です。

ボルトを緩めれば固定位置を変えられるのですが、一個のボルトで固定というのは非常に怖いですね。とれそうです。

ただ、一応緩んで飛んでる時にとれたことはありません。

製作はどんなだったかなと思って写真を見たらびっくりです。

途中▼

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3枚重ねて、一所懸命にやすっていますね。

たしか一パーツ作るのに慣れていないこともありますが、とんでもない時間がかかったのを覚えています。

垂直パーツ

18年度

水平と同じです。

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 17年度

こっちも水平と同じです。

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 重いとかの次元ははるかに超えています。

アウター取り付け部

17年度

まずカオスです。

わーお▼

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単板12層1枚です。

初年度はいまいちワイヤーの経路について考え切れていませんでした。

もう、こいつがたわんでたわんで仕方なかったです。

あぁここは厚くして、ワイヤーが直線になるようにしなきゃいけないのか、と知らしめられました。

18年度

反省を生かし、サンドイッチ構造で出来ています。

出来たの▼

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綺麗ですね。

どんな感じでアウターを固定しようか迷いました。

ワイヤーはなんかあったときに外したいのでC字みたいにしてスリッドを設けようとかも考えましたが、どうも強度が保てなかったので、輪っかを付けてみました。

輪っかが付いた状態▼

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 アウターはこの輪っかで止まります。ワイヤーもこの穴の中を通ります。

素晴らしいパイプが落ちていてラッキーでした。(?)

 

一直線▼

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ベアリングの付け方

17年度

アルミのスリーブを製作して、それを使ってベアリングを固定していました。

そのときのスリーブとベアリング▼

f:id:nu2ki:20180906165119j:plain スリーブを付けた感じ▼f:id:nu2ki:20180906165140j:plain

しっかり固定できますが、ここまでしっかりしていなくても良いかもと思もいつつ使っていました。

 

18年度

パイプ径下げてベアリング一段階小さくしたりとしていて、ベアリングの内径とパイプがギリギリになるようにして、スリーブをカーボンにしてみました。

ベアリングとスリーブ▼

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スリーブを付けた感じ▼

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ちょいと加工が薄すぎて難しかったですが、何とかうまくいきました。

ここまで薄い(0.4㎜とかかな?)とアルミで作るのも一苦労なのでこれでよかった気がします。

 

組み立て

17年度

冶具での組み立て文化は無かったので、初めて冶具を製作しましたが。

もうなんていうか、建物です(?)

初めての組立▼

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冶具書くのがすごく大変でした。しっかり組み立ちました。

 

18年度

小さな水平台を作ってそのうえで冶具を並べて作ってみました。

加熱中▼

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冶具は楽でしたが、うーん綺麗には組み立ったもののいろいろ大変でした。

 

 パイプ

いろいろ試してみましたが、結局[90/0/0/0/90]の5層で落ち着きました。

4層はもう折れそう感がすごかったのと、45度入れてもあんまり意味ないかなって感じで5になりました。

ピールにしているのは接着がすごくしやすいからです。

 

垂直の軸

17年度

パイプにどうやって棒を生やすかいろいろ考えました。

パイプに穴開けるわけにもいかないと思って、結局刺さってる感を疑似的に出そうとしています。重いとかは考えていませんね。

初期状態▼

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これでもかというほど盛る▼

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プライ後▼

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18年度

移動させなきゃいけない可能性がキンポのせいで生じていたので、可動式にしました。

普段はホースバンドで、位置決定後にプライです。

軸▼

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プライ中▼

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綺麗に生やせて非常に満足でした。:-)

 

まとめ

書いてて飽きてきたのでそろそろ終わります。

なかなか、楽しい2年間でした。完全に操舵桿づくりは趣味の領域でした。

ここまで時間をかけるものでもないですが、楽しくなっちゃったので仕方ないです。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

おわり

 

写真の群れ

写真だけ貼っておきます。

18年度組み立て前パーツ▼

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変身ベルトと言われて装着したとき▼

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17年度3DCAD▼

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重さ▼

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人生で初めて設計したやつ(1年生の夏休み)▼

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ごちゃごちゃ接続状態▼

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パイプカットはこんな感じで▼

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ハンドル部をなぜか曲線にしたかったのでバルサ貼った▼

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いろいろ描いた▼

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角度を確認しようと頑張ってる▼

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