尾翼マウント(18年度)
二年目の尾翼マウント製作です。
とりあえず最終形態はこんな感じです。
18年度水平マウント▼
さて、18年度マウントはちょうど、来年度どうしよっかな。とかいろいろ思っていた時に以下のTweetを発見しました。
ラダー・エレベータのマウント。
— Sorano M. (@soraketta) 2017年8月16日
CFRPとハニカムのサンドイッチパネルです。ラダーとエレベータでマウントの長さや幅を共通化し、一つの治具で順次、90°回転させて組み立てます。 pic.twitter.com/0mDD1NnNhS
よし、と思いここから、このタイプのマウント製作に切り替えました。
基本単板の加工なのですごく楽ちんです。切り出ししてやすって各パーツを揃えます。
接着直前の痛めつけられた単板とロハセル▼
しっかりと接着を心掛け始めた頃ですね。脱脂文化も芽生えてます。
これをサンドイッチにします。
サンドイッチ状態▼
この後は前後にバルサを付けます。フィレットと面積増やしです。
バルサのくっついた状態▼
これを、翼型にやすります。
やすり▼
この後、これをクロスカーボンでプライします。
後縁側を少し多めにプライすることで、後縁がピシッとします。
プライ後▼
これをいい感じにやすっていきます。
やすられた4枚のマウント▼
あとは、これをテールに付ける必要があるので、接着部の加工が必要です。
テール径のパイプにやすりを付けたのと、少し径の小さめのパイプにやすりを付けたのを使って、ドンピシャになるように調整していきます。
やすり▼
いい感じにやすり終えるとこんな感じです。
表▼
裏▼
光っているのは、表面を細かめのやすりできれいにやすって、極力ギリギリの樹脂を薄く塗ってあるからです。
4枚▼
これを冶具を使って固定します。固定の際は水平垂直が直角になるように同時に付けます。
いやー冶具はね。穴があったら入りたい感じですね。
結局マウントプライは初だったのに、ノウハウ0だということは完全に失念していました。
なのにあと明日か明後日に付けないと間に合わない。ありゃこりゃ大変です。
とりあえず苦し紛れの一品です。
冶具で固定中▼
なんとか、直角につきました。耐えとはこのことです。
接着方法を考えるのは非常に難しいです。ちょっとでもミスると接着したという事実はなかったことになります(?)
とりあえずつけるとかわいらしい感じになりました。
接着後の垂直マウント▼
この後に、プライするためにマイクロバルーンを盛っていきます。
マイクロは盛った後にアセトンで拭いてしまいます。固まった後のマイクロの除去はめんどくさいです。やするにしても神経をつかいます。
持った後▼
あとは、プライイメージをマスキングで具現化(?)します。
プライイメージ内側▼
外側▼
とイメージを付けてプライしました。
必要そうなところをプライしました。もし弱そうだったら補強って感じで考えていましたが、全然大丈夫でした。
プライ後▼
正直プライは納得は行かなかったです。滑らかさが欠如していました。難しい。
しかし、こんな感じでマウント製作が終了しました。
17年度の地獄があったからか、全然楽しく製作できました。
もう少しオリジナリティを加えて、やってみたいことがいくつかあったのですが、まぁ時間は有限でした!!
(M内さんにたくさんアドバイスを頂きました。本当にありがとうございました。)
おしまい