下ワイヤーマウント
ワイヤーマウントがあるチームの方が珍しいですよね。
可動式飛行張線接合部って名前らしいです。
(以下キンポでお願いします。)
ワイヤーって邪魔ですよね。
片持ち翼いいなーっていつも思いながら見てます。
最終キングポスト▼
昨年度(17年度)問題点として、
重心位置調整の際にマウントを動かすのに、
ワイヤーマウントは動かさないという
混沌ケイオス状態になってしまうことがありました。
(高さという概念が無かったのは忘れましょう)
じゃぁキンポ動かせる様にすれば良いじゃんってなったのですが、
下フレームと言えば、イス、操縦桿、フレーム接合部など、邪魔な存在が多い事で定評があります。
操縦桿の軸とキンポ一緒にすれば良いということで僕が作りました。
まぁ結局キンポさんは後ろへ行ってしまったので、
別々になりました。
可動式ということでまずフレーム桁とドッキングするパーツを作ることにしました。
変な形のパーツなんて作ったこと無かったのでまずは試しに作ってみました。
初期実験▼
なんかそれっぽいのができそうでした。
この時はホワイトスタイロ+マイクロバルーン+アルミテープです。
真空引きなう▼
型は一回しか使えませんでした。悲しいです。
型を今度はMDFで製作しました。
MDF型▼
すこしレーザーの精度のせいでぼこぼこしてしまいました。
こんな感じでプライ後に抜く▼
とりあえず再利用はできますが、
正味発砲スチロール+アルミテープでよかった感があります。
とりあえず切ってみた▼
まぁまぁですが、内側が少しぼこぼこしてしまったので、少しやすりました。
極力やすりたくないのですが仕方ないです。
ボルト4点固定用の加工を施します。(穴あけ+固定部サンドイッチ)
斜めから見た固定後▼
穴は一応スリーブ挿入してみました。
スリーブ挿入後▼
可動部はこんな感じです。
次は棒です。
一応回転は許容していますが、パイプが折れちゃいけません。
(この時はまだ積層理論等詳しくなかったです。)
複合則的に考えて製作した結果、とっても太いです。
60度の層が少し多い故ですね。回転の力はそんなにかからないことに気づいたのが遅すぎです。
はめあわせのためのやすりは緊張しました。
これをスッと組み合わせます。
組み合わせた後▼
かなり気持ちいはめ合わせでした。幸せです。
可動部と棒を接続するために接着面積を増やしました。
マイクロバルーンで増やした▼
あとはワイヤーを直接つける接合部です。
黄色特化型信号機▼
サンドイッチにすればよかったのですが、そこにちょうど厚い板があったので作っちゃいました。
組み合わせるとこんな感じです
組み合わせ▼
当初はここに操舵桿をつけるつもりだったので、パーツは取り外して桿の取り外しができるようなシステムでした。
しかし、彼は桁試験用になってしまったわけです。
全てをプライすることになりました。
プライ後▼
かわいくはないですね。
桁試験前日、とてつもなくしんどかったのを覚えています。
ずっとずっと作ってました。
上の写真からわかるようにちょっと後ろに行くと接合部ですね。
そうです。かなしいです。
作り直します。
接合部に対応していくために、固定は最終重心位置決定後にして、それまではホースバンド固定でいきました。
新たなパーツたち▼
これ+半円のカーボンパイプとなり、かなりシンプルになりました。
ワイヤーはシーリングに付けます。
シーリングを埋め込む感じにしてみました。
ワイヤー接合部▼
これをすぽっとはめます。
取り外しできるので操舵桿も取り外し可能です。
(つけるとは言ってないです。)
組み立った感じ▼
思ったよりきれいにできました。
並べてみるとこんな感じ▼
newはシンプルですね。
フレームに付けるとこんな感じ▼
最終的にはパイプはカットしてプライしてしまいました。
反省は何といっても重すぎです。こりゃだめです。
実用的じゃないかもしれないです。
パイプの積層や接合方法を変えてもう少し軽くしないといけないですね。
来年への課題です。
おわり