尾翼マウント(17年度)
振り返ると、恥ずかしみの海に溺れそうです。尾翼マウントです。
うちのチームは代々V字だったので何となく1年目はV 字を作成することにしました。
確か2016年冬とか。にスタートです。
出来たやつ(途中)▼
作り方をなぜかクックパット風にまとまっていたのがあったので載せます(?)
クックパド▼
正直に言って最悪のコスパでした。もう絶対にやらないです。
たしかに、ただの石膏で作るよりは早い気もしますが、それでも、ただのこの形を作るにしては労力が。
時間も労力も無限だと感じていた1年目らしい製作方法でした。
まず、1回目に作ったときは石膏ボードの切断にグラインダーを使いました。もうね、ただの煙幕でした。舞い散る石膏で、部室裏は完全に封鎖されました。
片付けが終わりかけなのにまだ余韻(?)がある写真▼
石膏はカッターで外径をだいたい切り出せばよいと知るや否やカッターで切断を開始しました。
夜中のカット▼
だいぶましでした。ちゃちゃっと切って切って最後に軽くやする感じです。
それでもやっぱり1~3日くらいは型作りにかかってしまいました。
後は普通に積層して、焼くだけです。
真空引きする時の動画▼
おにぎりパック詰め pic.twitter.com/7wiOAyTT1J
— ぬつき() (@98o665) 2016年10月15日
脱型には十分注意しないと二度と型として使えなくなります。
脱型ミス▼
焼くときは生焼けに注意しなければいけないのに、電熱線の配線をミスして、一度生焼けを完成させました。石膏ボードは温度が上がりにくく、温度管理も大変だった気がします。
二度焼きして、まぁいい感じにはなったのですが、怖い(?)のでさよならしました。
生焼け二度焼きマウント▼
悲しいですが、もう一個焼きました。工程は何も変わっていません。ただ、電熱線の配置を変えただけです。
焼いたやつの加工前▼
18層ですが、後はちゃちゃっと加工するだけなので一瞬です。
この時は憎きホースバンド固定だったので、ホースバンド用の穴があります。
完成▼
なんとも頼りない見た目です。V字したにも関わらず、支えは18層(2㎜弱)の単板です。剛性不足も甚だしいですね。
結局三角形(?)を挿入してごまかしました。
17年度機体の水平部分▼
なんとか、完成させた感があるごちゃつき具合です。それもまた趣深いような気もしますね(?)
鳥人間素人が、代替わりから半年で、設計製作したので仕方ないです。
と、ここまでが水平です。垂直も同じ方法で作る予定だったのですが、いろいろあってなぜか木で作りました。なぜでしょう。
謎の垂直マウント▼
こちらは、もう二度とやりたくない作業ランキング堂々の1位です!
なんてったって時間がかかるっちゃありゃしません。
最長作業時間を誇りながら、一切の美しさを帯びていません。
人は苦し紛れ状態になるととんでもないものを作り出すのかと、しみじみ思います(?)
まず木の板から卓上糸鋸さんで外形を切りだします。それを黒い接着剤で接着し重ねます。
重ねたの▼
はい。非常にコスパが悪い第一工程終了です。
なぜ、こっち側で切り出しをしたのでしょう。
直線部は板をそのまま使えよ!という突っ込みもこの時の僕には聞こえないでしょう。焦っていました。
これを時間がないのに丁寧にやすっていきます。一応ふんわり翼型です。
中身▼
これをクロスでプライします。
プライ直前▼
真空引きがしたかったので、非常に入れにくいバックフィルム袋で頑張りました。
真空引きのイメージ図▼
直接テールにプライしてしまう予定だった僕に告げられたのは、ずれたら怖いし、ホースバンド固定にしない?の一言です。わーヘッドホンだ。良く分からないことになっていたのを覚えています(?)
ヘッドホン(?)という名のボツ▼
いやー恥ずかしい見た目。もう嫌です。モザイクをかけることにしました。
完成一歩手前▼
そんなこんなでロールアウトに間に合いました。
最終状態垂直部▼
垂直折れているように見えますが、この時は矢形なので普通です。
振り返りましたが、懐かしい記憶ですね。忙しくて焦ってた割には写真がいっぱいありました。
多大なる時間を消費しましたが、だいぶ製作面の考慮事項を理解(体得)しました。
製作面まで考慮した設計をする。ということの大切さをしりました。
こんなの作りたい。だけではだめでした。こんなのをこうやって作りたい。と考えられるようになりました。(?)(なったとは言ってません)
この後WさんやMさんという方に出会ってだいぶ様々な面で進化?成長しました。ありがとうございます。
ということで、ここに18年度も書くつもりでしたが長かったのでもう一個に分けます。